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今が旬!タチウオをルアーで釣る方法と釣果を伸ばす3つのポイント

みなさん、タチウオ釣りを初めてみませんか?

最大1mを超えるかなり凶暴なフィッシュイーターであり、ゴンッ!とした当たりから、細い体ながらも凶悪な引きを楽しむことができます。

そして何より、タチウオってかっこいいですよね。私が釣り初心者の頃は、こんなのも釣れるのかとびっくりしてました。

日本刀の刃のような細長い形と、キラキラとした美しいボディ、体高が指5本分を超えるものはドラゴンなんて呼ばれちゃったり・・・漢なら憧れてしまいます🤩

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凶暴そうな顔と、美しい体はついつい見惚れてしまいます

また、普段は縦になって群れ泳いでおり、水族館でも人気があるというユニークな面もあります。

ということで、今回はタチウオの釣り方と重要なポイントについて解説していこうと思います!

 

 

 

タチウオはいつ、どこで釣れるのか

季節関係なく釣ることができる魚ですが、強いていうなら大物から数釣りまで楽しむことができる8〜11月くらいをオススメします。(筆者はなぜか冬の方が釣れます😅)

時間帯は朝夕のまずめ時が一番ですが、基本的に1日中釣ることができます。

場所は、堤防や磯から狙う場合は、潮通りの良い水深のある場所が狙い目です。

船から狙う場合も同様ですが、ガイドの方がいたり魚探がある場合は楽に釣ることができます。

 

 

タチウオの釣り方

タチウオは餌でもルアーでも狙うことができます。

今回は、ルアー釣りについて紹介していこうと思います。

タチウオは光に敏感な魚ですので、ルアーで狙う場合は、大抵がグローカラーなどの光を当てると発光するルアーや、ケミホタルを挿して使うルアーなどが多いです。

ルアーの種類はメタルジグ、プラグ、ワームなどがあります。

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釣り方は多種多様、いるところだったら案外簡単に釣れたりします

ここからは各ルアーの特徴と、使い分けに関して解説していきます!

 

メタルジグでの釣り

メタルジグは鉄の塊でできたルアーですので、飛距離を稼ぐことができ、沈降速度の速さとアクションの機敏さからテンポよく探るのに適しています。

重さは20〜50gほどを水深や、アクションによって使い分けます。

アクションは、着水したら底まで落とし10〜20回ほど竿を縦にしゃくりあげ、また落とすという動作を繰り返します。

スローにアクションさせたい場合は軽めで面積の広いジグを、早めのアクションをしたい場合は重めで細いジグを選択すると良いでしょう。

 

そして、タチウオ釣りではカラーの選択が重要となります!!

グローカラーが入っているものを絶対に用意しておいてください。

カラーはシルバーかピンクがいいでしょう。

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グローカラーは白い帯が入っています。

釣れる時間帯である、まずめ時は水中は暗く視認性が悪いです。

グローカラーであればルアーに光を当てれば暗いところでも発光して、その存在をアピールすることができます。

 

オススメはこちら(ワイヤーアシストフックのサゴシやタチウオチューンなら安心です)

 

 

プラグでの釣り

プラグでの釣りは、メタルジグよりも遠投できませんが、スローなアピールと強い波動による強いアピールが可能です。

タチウオ釣りの場合は専用ルアーを買うことをオススメします。バイブレーションやミノーなどの種類があり、夜間の使用時のためにケミホタルを差し込む穴があります。

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お腹にケミホタルを挿入できる

アクションは、着水後にそこへ沈めてただ巻きして20回ほど巻いたらまた沈めるというのを繰り返します。

反応が悪い場合は、アクションをただ巻きからしゃくり上げに変更して、更にスローに探ってみます。

 

 

ワームでの釣り方

ワームでの釣りは、ソフトな素材からくる食わせ能力への特化と独特のアクションが可能です。

絶対に1匹は釣りたい場合は、ワームオンリーを筆者はオススメします、

タチウオのワームでの釣り方は、ワインド釣法とも呼ばれています。

専用の細長いワームに重めのジグヘッドを付けた仕掛けを使用します。

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こんな感じの専用ジグヘッドとワームが売られています

アクションは、そこへ沈めたあと竿を下方向に、糸ふけを叩くイメージでしゃくります。

ルアーがしゃくる毎に左右に行ったり来たりするような動きをすれば成功です。

ある程度ルアーが浮上してきたらまた沈めて、アクションを繰り返します。

夜間に使用する場合は、ワームのお腹側からケミホタルを挿して視認性を良くしてあげましょう。

 オススメカラーはグロー系の白と紫、特に紫をオススメします!!

 

オススメセットはこちら

 

ルアーの使い分け

日中や、まずめどきなど光があり、食い気が強い時間帯は広く早く探ることができるメタルジグをオススメします。

夜間の釣りは、メタルジグのグローカラーだと光量不足が否めない場面が多く、ケミホタルを使用できるプラグやワームに軍配が挙がりやすいです。

まずプラグから試してみて食い気の高い魚を探して見ます。反応が無くなってきたり、全く無い場合はワームでのワインド釣法に切り替えます。

ですが、絶対に1匹釣りたい!って方はワインド釣法オンリーで食わせに特化するのも良いと思います😌

 

 

タチウオ釣りのタックル

シーバスロッドやエギングロッドが使用できます。

竿は8〜9フィートほどの硬さはミディアム前後

リールは2500〜4000番代。

糸はPEの0.8〜1.5号を200mほど巻いておき、タチウオの鋭い歯に対応するためショックりーだとして、フロローカーボンの20〜40lbを結束します。

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私はリールと竿で2万円くらいの安めなタックルを使用してます。

また、タチウオ釣り用の専用タックルもありますので、ガチでやる!という方は揃えてみてもいいかもしれません😌

 

私のタックルはこちら(完全にエギングタックルの流用です笑)

 

 

タチウオを釣る上で覚えておいてほしい3つのポイント

タチウオを狙う上で、意識したら釣果に大きく差が出るポイントがいくつかあります!

是非とも注意してみてください。

①足元までしっかりアクションさせる!

タチウオは案外足元にいたり、ついてきたりすることが多いです。

ルアーが手前まで来ても、アクションをやめて、回収するためにリールを速巻きしたりはしないように!

ルアーが水面に近づき始めた時がバイトチャンスだったりしますので、気を抜かず丁寧にアクションし続けてみてください。

 

②夜間に、常夜灯があるところで釣る!

タチウオは光に集まる習性があります。ですので、昼間に常夜灯などの光源のあるポイントを探して、夕方から夜間にかけて狙うと良い釣果が期待できます。

逆に、夜間に明かりのないところだと全く反応が得られないことも多いですので注意してください!

そして、明かりに敏感なタチウオですが、常夜灯などで明るいポイントだと案外ケミホタルなどが無い方が釣れたりします。

基本はケミホタルをつけてみて、反応が悪い時はいっそ外してみてください😌

 

③アクションに変化をつけてみる!

ルアーをただしゃくると言っても、早いしゃくりと遅いしゃくりで反応が変わります。

その時の場面によって反応が良いアクションを常に探し続けることが、釣果に繋がります!

反応が無い時も、諦めずにアクションし続けてみてください!

他にも、メタルジグやワームをただ巻きしてみたら、案外反応がいい場合も多いです。

試行錯誤して釣った魚ほど楽しいものですよね✌️

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かなり苦労して釣った1匹、サイズ関係なく嬉しいものです

 

 

タチウオの食べ方

タチウオは、スーパーで切り身で売っていたり、寿司ネタとして時々見かけることもあります。

つまり、かなり美味しくいただける魚です!

新鮮に食べれる釣り人特権の刺身や、塩焼きやムニエルなどがオススメです。

新鮮な刺身だと、淡白ながらも甘く非常に食べやすいです。

塩焼きはホロホロとした身に塩が非常にマッチします。ムニエルの味付けも染み込んで非常に美味しいです。

 

さて、今回はタチウオの釣り方について解説しました。

年中釣ることができる魚ですが、旬は8〜11月くらいの今です!

この記事で興味を持っていただけたら是非とも足を運んでみて、大物狙いや数釣りなど楽しんでみてください!