アロワナを人口飼料に餌付けする3つの方法
どうも、uppiiです✌️
熱帯魚の飼育って、やればやるほど複雑さに気付き、課題に次ぐ課題の連続ですよね。
でも、その課題を魚と一緒に乗り越えていき、自分の成長を実感して、魚も成長(物理)していく。
というのが熱帯魚飼育の醍醐味だと私は思っています。
さて、今回はアロワナ飼育においてたくさんの方が大きな課題だと思っているであろう、人工飼料への餌付けの方法について解説していこうと思います!
なぜ食べないのか
単純にアロワナが人工飼料に慣れていないから、なんですが・・・
なんですが!ここが飼育者にとって最も複雑で苦労しているところだと思います。
私も長い間悩みに悩んで、試行錯誤、失敗を繰り返してきました。
自然界では何を食べているのか
自然界のアロワナは、主に虫などの水面に浮いているものを捕食しています。
ですので、飼育時にもコオロギやミルワームへの食いつきが一番いいですよね。
ですが、混泳魚などの影響により慣れた場合は、底に沈む餌(キャットやおとひめ)も食べるようになります。
餌付け方法
まず、アロワナを購入するときは必ずどんな餌を与えていて、何を食べていたのかを店員さんに確認しましょう。
そして、水槽内の環境や混泳魚も良く観察しておきましょう。
ショップの時点で人口飼料に餌付いている場合は、その環境になるべく近い環境を整えることが重要になります。
①幼魚から飼育する場合
まず、水合わせをしたら1日餌抜きします。
次の日になったら、カーニバルやチャーミーアロワナ などの固形飼料を1粒落としてみます。
ここで食べてくれた場合は、餌付け完了です。ブラウザを閉じましょう👌
と言っても、食べてくれた後はそれを爆食いさせたい!とか次の課題が出てくるんですけどね笑
食べない場合は、更に2日間餌を抜いた後もう一度与えてみます。これを1週間やってみてダメな場合は次のステップに移ります。
次のステップは、他の食べる餌を探すことです。
このときに注意して欲しいのが、餌を与える順番です!
アロワナは、固形飼料→クリル(乾燥エビ)→魚→冷凍の虫→エビ→虫の順に好きだと感じます。
ですので、固形飼料がダメならクリル、次に魚、虫と探りを入れていきます。
たいていのアロワナはクリルには興味を持ちます。魚になるとほぼ食べます。
食べない場合は飼育環境についても注意した方がいいかも・・・
ですので、虫まで行くことはないと思います。また餌付け段階ではできるだけ虫を与えない方がいいです。(拒食時に対処できなかったり、偏食気味になったりする可能性があります)
食べる餌がわかったら、餌が落ちてくる場所を覚えさせます。
方法は、十分にお腹を空かせるため3日に1回、一定の場所から餌を与えます。
この時には、食べなくてもいいので必ず人口飼料からあげましょう。
常に上記の順番を守って与えてみてください、ある時パクッ!と食べてくれます。
②成魚から飼育する場合
こちらはなかなか難しく、これまでに何を食べてきたかが特に重要となってきます。必ず店員さんに確認してください!
幼魚の時と同じ手順で与えてみてください。それでも食べてくれない場合は全く違うアプローチをしていく必要があります。
次の項目を参考にしてみてください。
他の餌付け方法
食べてくれない場合のアプローチです。これらは幼魚にも効果的です、試してみてください。
①混泳魚の影響を利用する
混泳魚が人工飼料を爆食いすると、つられてアロワナも食べることが多いです。
また、すでに餌付いている場合でも餌の取り合いで必死に食べるため、多く食べてくれるようになります。
混泳魚で一番のオススメは、パロットファイヤーです!
ゲオファーガスなどもいいのですが、ゲオファーガスはアロワナのヒレなどを攻撃し、鱗がキラキラしているためアロワナの標的になりやすく、互いに傷付けあう可能性があります。
②餌に混ぜてみる
クリルに餌付いている場合は、丸まっているクリルにカーニバルを挟んであげると食べてくれる場合が多いです!
他にも、冷凍ミルワームに挿してあげることも効果的!
かなり抵抗があると思いますが、生き餌の金魚の口、ミルワームに挿すという方法もあります。(筆者は手が汚れたり、めんどくさくてやりません笑)
以上、こんな感じで餌付け方法を紹介してみました。是非とも試してみてください!
ですが、アロワナは個体によって好みも性格も様々。どうやっても食べてくれない子もいます。
筆者もまだまだで、人口餌の完全な餌付けを諦めた子もいます笑
飼育者も魚もストレスが溜まっては意味がないです。吹っ切れて生き餌オンリー!というやり方もいいと思います👌
冒頭でも述べたとおり、元気に育ってくれるのが一番です!
そんなに気負わず、アクアライフを楽しみましょう!😌